機関紙115号

今回は、経営破綻したJALがいかにして復活したかについて触れられていた。

1、経営幹部から現場まで、フィロソフィーの浸透に努めた。
2、アメーバ経営による路線別、組織別の採算を翌日には分かるようにした。

これらが復活に大きな力となったのは事実だが、それだけではないのではと考えられた。科学的に説明はできないが、目に見えない大きな力が働き、急速に良い結果に導かれたのではないか。つまり、
3、善きことを思い、善きことをすれば、必ず善きことが訪れる。
塾長は「利他の心」を持ち、人間として正しいことを思い、実践してこられた。
簡単に言えば、それを神様が見ていてくださり、後押しをしていただいたのではないか。そうでもないと、こんなに順調にいくはずはないと考えられた。
また、盛和塾塾生がJAL応援団を作り、JALの利用を推進したり、応援のメッセージを送るなどしたことも大きな力であったと語っておられた。
ただし誤解してはいけないのが、美しい心だけあればよいのではなく、闘争心も必要。
目標を必ず達成させる闘争心、誰にも負けない努力を続ける闘争心、戦いに勝つという闘争心。
私にはこの闘争心が完全に不足している。
正しい心だけを追求(それもまだ中途半端だが)するだけで、いつでも穏やかでいることが正しいのだと勘違いしていた。
そうではなく、必ず目標を達成するのだと、時には部下に厳しく接してでも、闘争心を持って仕事に取り組んでいかなければ、会社を成長させていくことは難しい。
それが分かり、少しスッキリした。

リーダーに求められる資質 ー機関紙114号ー

今回は「リーダーに求められる資質」5つの項目についての説明であった。

1、使命感を持つ

誰もが心から納得できる目的を掲げ、共有することで、全員が一致団結して「この素晴らしい理念を実現していこう」と行動することができる。そしてリーダーである自分自身も、この目的を実現させるためにと自らを奮い立たせ、また部下を叱咤激励していくことができる。
私たちは「従業員の物心両面の幸福を追求」という目的を実現させるために、全員がその意識を持って行動しなくてはならない。経営者だけではダメ。全員が自分ごととして、何ができるかを考えて欲しい。

2、目標を明確に描き実現する

集団の目標を立て、それを組織の最小単位、一人一人に至るまでブレイクダウンする。

目指すのは、一人ひとりのメンバーが、「自分の目標はこうであり、自分は今、その目標に対して、どの程度進捗している」ということが明確にわかるようになり、それを達成するための行動ができるようになること。

そして「この事業は自分たちのものである」とまで考えるようになるまで語り続ける。
私はPTAの役員を長くやっているが、F会長の時はとてもモチベーションが高かった。なぜなんだろうと今まで不思議に思っていたが、F会長は私に何度も目標を語り、私もこの事業は自分たちのものであると強く意識していたからだと気づいた。
私は目標に対して意思が弱い部分がある。まずは自分が克服していかなければならない。

3、新しいことに挑戦する

経営に対して、守りに入った途端に全ての勢いがなくなるように感じることが多い。
企業の存続維持がつい頭をよぎるのだが、常に変革を志して新しいことにチャレンジしていこう。
「決してできない」と人から言われることに縛られず、広い視野を持って固定観念をぶち破りたい。
一つの仕事に対しても同じことを繰り返すのではなく、昨日より今日、今日より明日ともっとよくなるやり方はないかと改善を重ねていく。

4、信頼と尊敬を集める

「深沈厚重なるは、これ第一等の資質」(常に深く物事を考える重厚な性格を持っていること)

頭が良くて仕事ができるというのは、三等の資質であり、これだけでは事業を成長し続けることは難しい。
そしてリーダーは何よりも公正でなければならない。私心を捨て、利己的であってはならない。
少し調子が良くなると傲慢になってきがちだが、「謙虚にして驕らず、さらに努力を」の精神で、努力することを怠ってはならない。

5、思いやりの心を持つ

「思いやりの心」こそが、リーダーが持つべき究極の資質。

真のリーダーシップとは。リーダーたるもの使命感をベースとして強烈な意志と信念、真の勇気を持って、従業員を厳しく指導し、統率していく。一方、独善に陥ることなく、常に集団を構成するメンバーの声にも耳を傾け、周知を集め、常に自分のためではなく集団のために何がベストなのかを考え、判断をしていく。どちらか一方だけではダメ。

目標達成のために、強いリーダーシップを発揮していかなければならない。
ただし、そこに留まるのではなく、温かい思いやりの心をもって、集団を構成する人々の考えや思いを確認しつつ、そのベクトルを合わせることにも懸命に努めていく。そのようにして、集団を目的とするところへと導いていくことが、リーダーには要求される。
自分は従業員の幸福を追求すると掲げながら、従業員への思いやりが足りない部分がまだまだ多いと思う。家族に対しても思いやりが足りない。だからうまくいってないのだと思う。
誰にも負けない努力で、もう一度会社を生まれ変わらせよう!
 
最後に、中国人塾生の経営体験報告が5社掲載されていた。どの企業も立派な業績を上げており、塾長の考えを真摯に学んで経営に取り入れられていた。その姿は、日本人よりも真っ直ぐで素直であり、中国人への印象が変わった。このような会社が中国で増えれば、中国は更にものすごい勢いで成長していくように感じた。

成功する経営者の条件 ー機関紙112号ー

今回の号は、京都銀行の70周年式典の記念講演で話されたことが掲載されていた。
塾長が創業して間も無く、京都銀行に融資を依頼したところ断られ、中小企業への融資を行なっている国の機関を紹介してもらう。担保も何もないのを理由に一旦は融資を断られそうになるが、そのような姿勢では中小企業が融資を受けることが高いハードルとなってしまい、中小企業の発展などできるはずがないではないかと支店長に申し出て、結果、無担保で融資を受けられるようになる。
そういったこともあり、地方銀行には地域の中小企業を担保がないからと切り捨てるのではなく、その経営者の人間性をしっかりと見極めた上でサポートしていって欲しいと語っておられた。
その際の判断材料となる「成功する経営者の条件」について、5つ述べられていた。

1、高い専門的技術力を持っていること
2、夢を持ち、チャレンジする心を持ち続けていること
その自分の夢を自分だけのものとせず、集団の夢とするために、その夢と夢の実現に至るプロセスを、ことあるごとに社内で熱く語りかける。→相手へのエネルギーの注入。
社員のエネルギーが経営者と同じくらいに高まってくるまで、経営者が社内で語り続け、経営者の夢と情熱、そして具体的な経営目標が、企業内で共有されているような企業であれば、事業は必ず成功する。
3、潜在意識に透徹する強烈な思いを持ち続けていること
4、事業の意義、目的を明確にすること
5、人間として正しい判断を下すこと
これらの5つの要素をもっと簡単にまとめると、
【人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力】
「能力」が低ければ、その分「熱意」でカバーできる
うちの会社も、ずばぬけて能力が高い訳ではない。
であるならば、熱意(=誰にも負けない努力)を持って仕事を行い、
考え方(=人間として正しいことを貫く、フィロソフィー)をきちんとした経営を行なっていく。
今回で2回目の機関紙だが、読めば読むほど稲盛塾長のことが好きになる。
鬼のように厳しい部分もあれば、人を喜ばせるにはどうしたらいいだろうかと考え、この人について行きたい!と心から思わせる優しさ、暖かさを持ち合わせておられる。
ある幹部の方が大口の注文を取り、塾長に電話をしたところとても喜ばれた。その後夜10時過ぎに会社に帰ったら塾長が外で待っていてくれて、握手と共に迎え入れてくれたというエピソードが紹介されていた。こういった感動で心が震えることが本書の中でも何度かあった。
また、塾長は創業当時から、常に周りに理想を話しておられた。
ここは私に特に欠けている部分で、社内で従業員に対して、相手が納得するまで話し合ったり、ビジョンを語ったりということができていない。
衝突を恐れて聞く耳を持たず、経営者という立場を使って、意見を押し付けているだけであると感じている。
まずは自分自身が強い思いを持ち、事業の意義・目的を明確に確固たるものにした上で、従業員に語り続けていく。
そして「全社員が同じ気持ちになり、自分たちの会社を立派に成長させようと思わなければ、誰もやってくれないのだ」という意識を持って、一丸となって進んでいく。

機関紙111号

先日の福岡例会で「機関紙マラソン」という存在を知った。
あるマラソングループに所属している方と同席し、「前で発表される経営者はすごい方ばかりで、入塾してから業績が伸びたと発表されているが、実は元々すごい人で入塾しなくても成功されていたのでは?」という質問をしてみた。
するとその方は「私が所属しているマラソングループでは、5人中4人が経常利益4000万以上です。まあまあ良い率ではないでしょうか?」とおっしゃった。
それを聞き、私ももっと良い会社にして従業員を幸せにするために頑張ろうとの思いで、機関紙マラソンに挑戦することにした。しかし山陰塾では連れがいるかよく分からなかったため、まずは自分が持っている機関紙20冊制覇を目標に、毎週日曜日にこのブログを更新することに決めた。
今回は111号。平成24年に行われた山陰での塾長例会で披露した(私も参加したが、その後独立するときに退塾した。)合唱について、塾長が絶賛している記事だった。私も本番で初めて見たのだが、確かに素晴らしいと感じていたが、どこか他人事だった。こんなに絶賛していただけるのなら、私も本気で取り組んでおけばよかったと6年後の今思った。
内容について、経営者の心が大切ということであり、三つの大切な言葉が書かれていた。
1、「謙虚にして驕らず」ー才能を私物化してはいけないー
2、思念は業を作るー美しく優しい「善き思い」を心の中に抱くー
3、宇宙に働く二つの力を得る。ー成長発展と調和の力ー
私は特に1番目の「謙虚にして驕らず」の言葉が自分自身に響いた。
事業が多少調子よく行くと、経営者はそれを自分の手柄と勘違いし、傲慢になっていく。
そうではなく、自分の力や才能は天から授かったものだから、それは世の中をよくしていくために使わなければならない。
言い方を変えれば、私という存在の中に、たまたま経営者となって従業員を幸せにするという役割を天から仰せつかっただけで、そのために必要な能力を授けられている。だから、それを私物化しちゃいけないということだ。
弊社は前年度はたまたま過去最高の売上となり、そこそこの利益を出すことができた。
それで少しいい気になってた自分がいたが、福岡例会での周りの経営者の業績のケタの違いと、それなのに謙虚な姿勢、高い志に、自分の器の小ささを反省していたところだった。
初心に帰り、謙虚にして驕ることなく、善い思いを抱いて明日から経営をおこなっていきます!
今日は母の日。
嫁と母親になんか買って帰ろう♩

1月が終わり、2月に

1月が終わった。
仕事も忙しく、気も休まらない、長く感じた1月だった。
振り返ると、忙しかった割にはあまり数字が伸びなかった。
スタッフのみんなに申し訳ないと思う。
しっかり利益をあげて、働くみんなが幸せになれるよう、これからも努力します!

スーパーハード

今日は日曜日。
電話もかからないし、集中して仕事ができた!
ありがたいことに、次から次へと仕事の依頼が舞い込んでくる。
正直、こなせるか不安。。。
どっこも忙しいみたいだしね。
しかし今の状況は、自分の望んでいる姿じゃない。
将来に向けてやりたいことがあるのに、今は目先の仕事をこなすだけで精一杯。
それでちゃんとした結果を残せればいいのだが、あまりパッとしない。
世の中には500億をキャッシュで払う20代の社長がいるというのに!
こんなんじゃ、頑張ってるみんなに申し訳ない。
なんか空回りしてる感がハンパないです。
そして、今やってる新しい仕事。
納期がないのに、やったことのない仕事にドップリと取り組んでる。
専門用語は、ネットで調べながらなんとかついて行ってる。
だからメチャメチャはかどらない。
他の仕事もやらなきゃならないのに焦る!
しかも、コンペだから取れなきゃ苦労も水の泡。多くの人に応援して協力してもらってるから、途中で投げ出すこともできない。
取れたとしても恐らく利益は残らない。
しかし、この経験は残る!
ここでしっかり吸収して、未来につなげる!
自分のためじゃない、会社のためでもない、
一緒に進む仲間のため。
さあ、明日も現場だ。
誰にも負けない努力で進むしかないのだ。

ブランド力

現在、大手のディスプレイ会社に、県外の展示会ブースの設営をやってもらえないかお願いをしている。
協力をしていただける可能性はあるものの、他の筋の話によると、一流ブランドの会社は価格も一流で「ルイブィトンなみ」だそうだ。
果たして今回の条件で受けていただけるのか逆に不安だ。。。
そしてそんなブランド価格で受注している同業者(向こうは一部上場会社だが)も現実にいるのだということも新鮮に感じられた。
うちがその価格でできたら相当もうかるだろうなぁ。
我々は普段、価格競争の中に揉まれており、価格に自信が持てないことが多々ある。
 他社より価格が高くて失注したらどうしよう。。。
 この価格でお客さんの採算は取れるのだろうか。。。
 あそこは高い会社だと評判にならないだろうか。。。
周辺の相場もなんとなく把握しており、今までの経験や固定観念もあって、あまりに今までとかけ離れた価格にすることができない。
そんな事を考えていたら、ふと以前聞いた「自分の価格に自信を持て」という言葉を思い出した。
自分の提供するサービスや製品に価値があると思えば、安易に妥協して安くするのではなく、その価格を突き通せと言うのだ。
その話をされた方が独立当初、大手企業に見積を持っていった際、担当者に「桁が一つ多いんじゃないですか」と聞かれたそうだ。
そこでとても悔しい想いをしたそうだ。それでも自分の信念を曲げずにやり続け、今では大勢の前で話をするまでになられた。
サービスや製品の価値を磨き上げていくことはもちろんだが、まずは自社のサービスや製品に絶対の自信を持ち、それを世間に伝え続け、実績を積み重ねていくことがブランド化の第一歩かも知れない。

トップが腹を決める

神戸にて、日本ディスプレイ行団体様連合会の西日本地区委員会に参加してきました。
日本を代表するディスプレイ企業、乃村工藝社の渡辺会長はじめ、丹青社の会長、その他一部上場企業の役員や大手企業の代表者が集まり、毎度のように緊張してた。

いつもは和やかな雰囲気の中で会議を行うのだが、今回は違った。渡辺会長から厳しい言葉が我々に発せられた。
初めて見せるその迫力に背筋がピンと伸びる思いであった。しかし、その語り方は私の心にグサリと突き刺さる素晴らしいものだった。
これをやり遂げるんだという決意、覚悟。なぜこれをやるのか、やってどのようにしたいのか。それに反対するものは見切りをつけても構わない。そして、10年20年後に、この会をどのようにしていきたいのかという思い。
それは私利私欲のためではなく、この会を、そして業界全体を本気で良くしていくため、「腹を決めて」進んでいくというものだった。
私はそれだけの覚悟を持って従業員に語りかけたことはあったか?それ以前に、将来のビジョンをかかげ、それに向かって本気で取り組む決意を見せて来たか?
まだまだ薄くて弱い私の思いをもっと強固なものとし、腹に決め、それを本気で語り続けていくことが必要なのだ。
会議のためだけにお金と時間を使うのは大変だけど、参加したからこそこういう気づきが生まれた。やっぱ出かけることは無駄じゃないんだ。

経営理念

昨日、京都の大手ディスプレイ会社の社長と同席させていただく機会があった。
この方は私と同じく盛和塾で学んでおられる。会社の規模は売上で300倍くらい違うが、いつも気さくに声をかけていただき、私は緊張しながらもありがたくお話しを聞かせていただいている。
そのお話しの中で、経営理念について話された。その内容が、今まで私が思っていたものがガラガラ音を立てて崩れ去って行くような、なるほど!と思うものであった。
その内容とは、経営理念とは社長そのものではなく、社長も従業員も共に目指し続ける別の人格(=会社の人格)のものであり、それは社長が変わろうが、永遠に持ち続けるものであるということだった。
言葉で表現するのは難しいが、経営理念とは社長より偉く、社長を含む全従業員が経営理念という光り輝くものを取り囲んで崇拝するイメージ。
私はそれまで、経営理念とは社長の考えそのもの(もちろんそれもあるが)であり、一番偉いのが社長で、その考えを従業員に理解してもらうために明文化したものであるというところまでの認識だった。
だから、社長の考えが変われば理念も変わるし、社長の方が偉いから、理念に反することをやってもまあ誰にも叱られないから。。。みたいに思ってた。
しかし、大きな企業では社長が交代していくのが当たり前。その度に理念が変わっていったらどうなるか?
また、社長の考えを理解してもらうための理念であれば、社長が理念と違う発言や行動をした場合、社長はやることと行動が一致してないと従業員に愛想をつかれるだろう。
そうではなく、理念とは社長も従業員も目指し続ける光であり、社長でもまだ30%しか到達してないけど、そこに向かってみんなで進んでいこう!というものであると私は解釈した。
その話を聞き、今までの理念について学んできたことがスーッと腹に落ちた。
たまたまその日に見た知り合い社長のSNSでも、「今まで社長自身が経営理念という認識だったが、社長より経営理念を上位に位置し、全員がその理念に従うことが必要」という記事を書いたことを思い出し、見事に繋がった。
外に出るとお金は使うが、こういった新しい発見やつながりを得ることができる。会社の中に閉じこもってばかりじゃ得られるものは少ない。ご縁に感謝するとともに、ここで得られたものを会社に、そして島根に還元していきます。

とりあえず

今日から10時までのフレキシブル出社、10時から朝礼に変えてやったぜ。
気分が楽になったなー♪