勉強しても行動しなければ知らないのと同じ

さっきデザイン会社を経営する知人と共通の知人A氏について話してた。

「Aさん、最近一生懸命に倫理のことを勉強してて、変わったよ」

恐らく倫理の会に誘うトークだと思うが、私にはA氏が変わったようには見えなかったし、実際に最近「お前、勉強しててその行動なの?」というエピソードが重なったので、言い返してしまった。

「勉強しても行動しなきゃ意味なくないですか?」

勉強が目的になって、いいこと聞いたなぁ〜って満足してるだけじゃ全く意味がない。

ルールを知ってても、守らなくては意味がない。

マナーの勉強をしても、実践しなければ意味がない。

やるかやらないかは自分次第。

強い意志と熱意。

趣味ならともかく、やらないなら金と時間の無駄だからやめちまえ。

追い込む

私は英会話教室に通っているのだが、少し前から日本語をしゃべると100円罰金ルールができた。

英語しか話せない追い込まれた状況を作ることで、英語でアウトプットせざるを得なくなった。

そのルールができてから、以前よりスムーズに英語がでるようになったし、何よりとても楽しい。

それまでは教室内でかなり日本語が飛び交っており、誰もが英語に詰まるとすぐ日本語をしゃべっていた。その時はあまり自分自身の成長を感じられなかった。

やはり、すぐ逃げ道に行ける状況では、成長につながらないのだと感じた。

筋トレだって、しんどくなってすぐに休んでいるようでは、筋肉に負荷がかからず筋肉はつかない。

「もうだめだと思ったときが仕事のはじまり」という言葉があるが、やはりなんでも簡単に諦めて逃げていては力がつかないのだ。

ということで、簡単な現場をスタッフ一人で行かせることにした。

不安はあるかと思うが、自分でやらざるを得ない状況に追い込まなければ、いつまでたっても何もできない。

別に失敗してもいい。失敗は成功のもと。

何事も失敗を恐れずに頑張って欲しい。

HAPPYカード

社員が幸せになる会社になるために何ができるかな?と考えた時に、
社内のコミュニケーションが活発であることが重要だと考え、
「HAPPYカード」というものを導入した。

これから改善していく予定なので、とりあえず枠は手書き。

「Thanksカード」「ありがとうカード」と同じで、ありがとうの気持ちを伝えるカード。
それがいつの間にか呼び名が「HAPPYカード」になってた。笑

ありがたいと思ってても、言葉に出して言いにくいこともあるし、
本人がいない時にありがたいと思うこともある。そんな時にサクッと記入して貼っておく。
相手に対する感謝の気持ちを探す練習にもなる。

こんなことで感謝されてたの!?なんて知ることができたりして面白い。

始める前は長続きするかな?とか、負担に感じないかな?なんて心配する声もあったけど、今のところはやってよかったと思ってる。

ちなみに、社員は5枚書くと500円もらえる。
私は20枚かかないと罰金5000円。

そのせいか、私へのありがとうが一番少なくて若干さみしい。

韓国社員旅行

数ヶ月前、あまりに飛行機代が安かったたために急遽決めた会社での韓国旅行。

飛行機代は米子〜ソウル往復で16,000円くらい。ちなみにこれは3人分の料金。大阪に行くより安い。

それに私は数年前に韓国に行った時、日本とは違う韓国のサインにとても影響を受け、そこからLEDサインに注目して多くを取り扱うようになった。

これはみんなにもぜひ見てもらいたい!って思ってたことも理由の1つだ。

しかしその後、日本のホワイト国除外により、両国の仲は最悪に。。。

毎日流れるニュースの影響を受け、さすがに韓国行きに不安を感じる社員もいるだろうなと心配してたが、中止にはならずなんとか行くことができた。

私についてきてくれた社員、送り出してくれた社員の家族、留守中にお世話になった全ての人たちに感謝です!

そしてソウルから今朝帰ってきたわけだが、第1の感想は「みんないい人」

ホテルの人も、タクシーの運転手さんも、ショップの店員さんもみんな親切だった。日本国内を旅行していても、正直、日本人はここまで親切じゃない。

我々は日本語で話しかけてるので、相手は日本人だと分かってたはず。それなのに笑顔で色々教えてくれたり、サービスしてくれた。

変な人とは出会わず、とてもラッキーだった。(中国の方が、よっぽど変な人と出会う確率が高い。)

しかし、向こうのテレビでは反日ニュースがバンバン流れていたのは事実。

そして、日本名の店に「ボイコットジャパン」のシールが貼られていた時は少し残念な気分になった。

政府やマスコミの情報もある意味事実だけど、それに影響されて全ての韓国人が悪いと思い込んでしまわない方がいい。

やはり自分の目で実際に見て経験しないと分からないことがある。

それが他の社員にも伝わってたら、それが一番の収穫。

反省

自分では気づかないうちに、相手に不快感を与えていることがある。

先日、弊社の対応に至らぬ部分があり、大事なお取引先様を怒らせてしまった。

過程はどうあれ、多くの時間があったのにも関わらず、対応が雑になってしまったためにこのような事態を招いてしまった。本当に申し訳なく思っており、心よりお詫びを申し上げます。

今回、契約に関する弊社の認識が甘かったというのが理由の1つだ。

会社により、色々な考え方がある。

弊社の場合は、これまで契約というものをあまり重視してこなかった。数百万の仕事でも契約書を交わさず、簡単な確認書を作るだけだ。

また、契約書を交わす日に関しても、仕事に着手してから後で交わすことも珍しくない。これは公共工事でも今までよくあったことだ。

しかし、だからといって他社もそうであるとは限らないのだ。一緒に仕事をするのであれば、他社の考えを尊重していく必要がある。

人間同士でもそのような価値観の違いで、相手を怒らせてしまうことがある。

私は、時間に対してシビアだ。

少しでも時間に遅れると怒る。

特に現場のスタート時間に協力業者が遅れてくると、やる気があるのかと頭にくる。お客様にもいい加減なイメージを与えてしまうし。

今回のトラブルの理由の1つに、弊社スタッフが約束の時間に連絡もせずに遅れたというのもどうやらあるようだ。

社員に対しては、会社にギリギリに出社されると嫌な気分になる。

会社の始業時間までに間に合えばいいという考えもあるだろうが、私はそれはテストで言えば100点満点中、35点の赤点ギリギリだと思っている。

社会人として人間として、それではだらしがないんじゃないの?と思っている。まず行動が美しくない。

何より、それで嫌な思いをする人間が社内にいるのならやるべきではない。それでも相手のことを考えず、自分の主張を通して和を乱すのであれば、私は会社にいてもらわなくてもいいとさえ思っている。

このように、お互いの価値観の違いで気づかないうちに相手を不快にしてしまうことがある。しかし、これが相手に言われないとなかなか気づかないのだ。

そして一度抱いた不信感は心の中にくすぶり続け、普段では気にしないようなことも気になるようになる。それが積み重なった先に待っているものは破局。

話を元に戻すが、今回お取引先様から苦言をいただいたことは、自らの気づかなかった甘い部分を認識することができ、本当に有り難いことだと思っている。

しっかりと反省し、今後このようなことが起こらないように私自身の意識を改め、社内でも話し合っていく。

最後に、これらの原因の根底にあるものは「緊張感の緩み」であり「甘え」だと思っている。

後でもいいや、何も言われないからいいや、今までと同じでいいや。

そんなぬるい意識の会社は、世の中からいらんと言われるよ。

常に周囲に緊張感を張り巡らせ、全力で仕事に取り組んでいこう。