今回の号は、京都銀行の70周年式典の記念講演で話されたことが掲載されていた。
塾長が創業して間も無く、京都銀行に融資を依頼したところ断られ、中小企業への融資を行なっている国の機関を紹介してもらう。担保も何もないのを理由に一旦は融資を断られそうになるが、そのような姿勢では中小企業が融資を受けることが高いハードルとなってしまい、中小企業の発展などできるはずがないではないかと支店長に申し出て、結果、無担保で融資を受けられるようになる。
そういったこともあり、地方銀行には地域の中小企業を担保がないからと切り捨てるのではなく、その経営者の人間性をしっかりと見極めた上でサポートしていって欲しいと語っておられた。
その際の判断材料となる「成功する経営者の条件」について、5つ述べられていた。
機関紙111号
先日の福岡例会で「機関紙マラソン」という存在を知った。
あるマラソングループに所属している方と同席し、「前で発表される経営者はすごい方ばかりで、入塾してから業績が伸びたと発表されているが、実は元々すごい人で入塾しなくても成功されていたのでは?」という質問をしてみた。
するとその方は「私が所属しているマラソングループでは、5人中4人が経常利益4000万以上です。まあまあ良い率ではないでしょうか?」とおっしゃった。
それを聞き、私ももっと良い会社にして従業員を幸せにするために頑張ろうとの思いで、機関紙マラソンに挑戦することにした。しかし山陰塾では連れがいるかよく分からなかったため、まずは自分が持っている機関紙20冊制覇を目標に、毎週日曜日にこのブログを更新することに決めた。
今回は111号。平成24年に行われた山陰での塾長例会で披露した(私も参加したが、その後独立するときに退塾した。)合唱について、塾長が絶賛している記事だった。私も本番で初めて見たのだが、確かに素晴らしいと感じていたが、どこか他人事だった。こんなに絶賛していただけるのなら、私も本気で取り組んでおけばよかったと6年後の今思った。
内容について、経営者の心が大切ということであり、三つの大切な言葉が書かれていた。
1、「謙虚にして驕らず」ー才能を私物化してはいけないー
2、思念は業を作るー美しく優しい「善き思い」を心の中に抱くー
3、宇宙に働く二つの力を得る。ー成長発展と調和の力ー
私は特に1番目の「謙虚にして驕らず」の言葉が自分自身に響いた。
事業が多少調子よく行くと、経営者はそれを自分の手柄と勘違いし、傲慢になっていく。
そうではなく、自分の力や才能は天から授かったものだから、それは世の中をよくしていくために使わなければならない。
言い方を変えれば、私という存在の中に、たまたま経営者となって従業員を幸せにするという役割を天から仰せつかっただけで、そのために必要な能力を授けられている。だから、それを私物化しちゃいけないということだ。
弊社は前年度はたまたま過去最高の売上となり、そこそこの利益を出すことができた。
それで少しいい気になってた自分がいたが、福岡例会での周りの経営者の業績のケタの違いと、それなのに謙虚な姿勢、高い志に、自分の器の小ささを反省していたところだった。
初心に帰り、謙虚にして驕ることなく、善い思いを抱いて明日から経営をおこなっていきます!
今日は母の日。
嫁と母親になんか買って帰ろう♩
1月が終わり、2月に
1月が終わった。
仕事も忙しく、気も休まらない、長く感じた1月だった。
振り返ると、忙しかった割にはあまり数字が伸びなかった。
スタッフのみんなに申し訳ないと思う。
しっかり利益をあげて、働くみんなが幸せになれるよう、これからも努力します!
スーパーハード
今日は日曜日。
電話もかからないし、集中して仕事ができた!
ありがたいことに、次から次へと仕事の依頼が舞い込んでくる。
正直、こなせるか不安。。。
どっこも忙しいみたいだしね。
しかし今の状況は、自分の望んでいる姿じゃない。
将来に向けてやりたいことがあるのに、今は目先の仕事をこなすだけで精一杯。
それでちゃんとした結果を残せればいいのだが、あまりパッとしない。
世の中には500億をキャッシュで払う20代の社長がいるというのに!
こんなんじゃ、頑張ってるみんなに申し訳ない。
なんか空回りしてる感がハンパないです。
そして、今やってる新しい仕事。
納期がないのに、やったことのない仕事にドップリと取り組んでる。
専門用語は、ネットで調べながらなんとかついて行ってる。
だからメチャメチャはかどらない。
他の仕事もやらなきゃならないのに焦る!
しかも、コンペだから取れなきゃ苦労も水の泡。多くの人に応援して協力してもらってるから、途中で投げ出すこともできない。
取れたとしても恐らく利益は残らない。
しかし、この経験は残る!
ここでしっかり吸収して、未来につなげる!
自分のためじゃない、会社のためでもない、
一緒に進む仲間のため。
さあ、明日も現場だ。
誰にも負けない努力で進むしかないのだ。
ブランド力
現在、大手のディスプレイ会社に、県外の展示会ブースの設営をやってもらえないかお願いをしている。
協力をしていただける可能性はあるものの、他の筋の話によると、一流ブランドの会社は価格も一流で「ルイブィトンなみ」だそうだ。
果たして今回の条件で受けていただけるのか逆に不安だ。。。
そしてそんなブランド価格で受注している同業者(向こうは一部上場会社だが)も現実にいるのだということも新鮮に感じられた。
うちがその価格でできたら相当もうかるだろうなぁ。
我々は普段、価格競争の中に揉まれており、価格に自信が持てないことが多々ある。
他社より価格が高くて失注したらどうしよう。。。
この価格でお客さんの採算は取れるのだろうか。。。
あそこは高い会社だと評判にならないだろうか。。。
周辺の相場もなんとなく把握しており、今までの経験や固定観念もあって、あまりに今までとかけ離れた価格にすることができない。
そんな事を考えていたら、ふと以前聞いた「自分の価格に自信を持て」という言葉を思い出した。
自分の提供するサービスや製品に価値があると思えば、安易に妥協して安くするのではなく、その価格を突き通せと言うのだ。
その話をされた方が独立当初、大手企業に見積を持っていった際、担当者に「桁が一つ多いんじゃないですか」と聞かれたそうだ。
そこでとても悔しい想いをしたそうだ。それでも自分の信念を曲げずにやり続け、今では大勢の前で話をするまでになられた。
サービスや製品の価値を磨き上げていくことはもちろんだが、まずは自社のサービスや製品に絶対の自信を持ち、それを世間に伝え続け、実績を積み重ねていくことがブランド化の第一歩かも知れない。
トップが腹を決める
神戸にて、日本ディスプレイ行団体様連合会の西日本地区委員会に参加してきました。
日本を代表するディスプレイ企業、乃村工藝社の渡辺会長はじめ、丹青社の会長、その他一部上場企業の役員や大手企業の代表者が集まり、毎度のように緊張してた。
いつもは和やかな雰囲気の中で会議を行うのだが、今回は違った。渡辺会長から厳しい言葉が我々に発せられた。
初めて見せるその迫力に背筋がピンと伸びる思いであった。しかし、その語り方は私の心にグサリと突き刺さる素晴らしいものだった。
これをやり遂げるんだという決意、覚悟。なぜこれをやるのか、やってどのようにしたいのか。それに反対するものは見切りをつけても構わない。そして、10年20年後に、この会をどのようにしていきたいのかという思い。
それは私利私欲のためではなく、この会を、そして業界全体を本気で良くしていくため、「腹を決めて」進んでいくというものだった。
私はそれだけの覚悟を持って従業員に語りかけたことはあったか?それ以前に、将来のビジョンをかかげ、それに向かって本気で取り組む決意を見せて来たか?
まだまだ薄くて弱い私の思いをもっと強固なものとし、腹に決め、それを本気で語り続けていくことが必要なのだ。
会議のためだけにお金と時間を使うのは大変だけど、参加したからこそこういう気づきが生まれた。やっぱ出かけることは無駄じゃないんだ。
経営理念
昨日、京都の大手ディスプレイ会社の社長と同席させていただく機会があった。
この方は私と同じく盛和塾で学んでおられる。会社の規模は売上で300倍くらい違うが、いつも気さくに声をかけていただき、私は緊張しながらもありがたくお話しを聞かせていただいている。
そのお話しの中で、経営理念について話された。その内容が、今まで私が思っていたものがガラガラ音を立てて崩れ去って行くような、なるほど!と思うものであった。
その内容とは、経営理念とは社長そのものではなく、社長も従業員も共に目指し続ける別の人格(=会社の人格)のものであり、それは社長が変わろうが、永遠に持ち続けるものであるということだった。
言葉で表現するのは難しいが、経営理念とは社長より偉く、社長を含む全従業員が経営理念という光り輝くものを取り囲んで崇拝するイメージ。
私はそれまで、経営理念とは社長の考えそのもの(もちろんそれもあるが)であり、一番偉いのが社長で、その考えを従業員に理解してもらうために明文化したものであるというところまでの認識だった。
だから、社長の考えが変われば理念も変わるし、社長の方が偉いから、理念に反することをやってもまあ誰にも叱られないから。。。みたいに思ってた。
しかし、大きな企業では社長が交代していくのが当たり前。その度に理念が変わっていったらどうなるか?
また、社長の考えを理解してもらうための理念であれば、社長が理念と違う発言や行動をした場合、社長はやることと行動が一致してないと従業員に愛想をつかれるだろう。
そうではなく、理念とは社長も従業員も目指し続ける光であり、社長でもまだ30%しか到達してないけど、そこに向かってみんなで進んでいこう!というものであると私は解釈した。
その話を聞き、今までの理念について学んできたことがスーッと腹に落ちた。
たまたまその日に見た知り合い社長のSNSでも、「今まで社長自身が経営理念という認識だったが、社長より経営理念を上位に位置し、全員がその理念に従うことが必要」という記事を書いたことを思い出し、見事に繋がった。
外に出るとお金は使うが、こういった新しい発見やつながりを得ることができる。会社の中に閉じこもってばかりじゃ得られるものは少ない。ご縁に感謝するとともに、ここで得られたものを会社に、そして島根に還元していきます。
とりあえず
今日から10時までのフレキシブル出社、10時から朝礼に変えてやったぜ。
気分が楽になったなー♪
固定観念を外してみる
うまくいかない時は、今まで当たり前だと思っていたことを思い切って変えてみることだ。
夜中でちょっとテンション上がり気味だが、思いついたことを書いてみる。
改革① プレイヤーを引退し、監督業=経営業に専念。
今までとは周りを取り巻く環境が変わってきてる。オレがトップでグイグイ引っ張るのがこれまで当たり前だったが、今は周りがすごく頑張ってくれて、オレが助けられてると思うことも多々ある。
オレが監督兼コーチ兼ピッチャー兼四番やらなきゃと思ってたが、今はオレよりいいと思えるプレイヤーが育ってきた。
いつまでも今までの働き方に縛られることはないんじゃないかな?
デザインやらない、現場やらないでいこうかな。
改革② フレックスタイム導入
うちは朝9時始業だが、出雲から通ってるのになんで9時なの?10時がよくね?渋滞はないし、朝ゆっくりできるし。
フレックスにして、10時からをコアタイムにして朝礼してスタートした方がいいと思う。
8時から来たけりゃ、17時にあがればいい。
10時に来たら、19時まで働いたらいい。
何人かの労務士さんに反対されて怖気付いたけど、やってダメならやめればいいだけの話。
改革③ 年俸制
前の会社では日給制、それでは給与が安定しないので月給にしなきゃと今はそうしてるが、年俸制という一歩進んだ?やり方もある。
月給制にしたら何が変わるのかな?
なんも変わらん気がするよ。
何より響きがいいよね、年俸制って。
色々書いたが、これら全ての共通した目的は、社員(私も含め)がイキイキと働ける会社にするため。
そして、みんなが素晴らしい人生を歩んでいくため!
決して楽したいからではない。
これがオレの働き方改革なのだ。
看板って何?
たまには看板のことについても書いてみます。
皆さんは「看板」と聞くと、どういうものを思い浮かべますか?
私の周りに聞いたイメージによると、「広告板」つまり板状のものに文字なりイラストなどを入れたもののイメージが強く、そんなに仕事があるの?と思われてる。
でも実際は看板は色んな種類があるのです!
それがこちら↓
※弊社会社案内から抜粋です。
このように、色んな種類の看板があるんですね〜。
私は看板業というのは、デザイン業であり、コーディネート業だと思ってる。
もちろん製造業なので作ることも大事なのだが、うちでは重点を置いていない。
あのアップルも自社では製品を作っていない。世界中から部品を調達し、違う会社が組み立てているのだ。
最近そんな業種が多い気がする。
部屋を全く持っていない世界最大の宿泊サイト「Airbnb」
タクシーを1台も持っていない「Uber」
私の知人は運送業だが、トラックを1台も持ってない。積荷を運び終えて空車のトラックをITでマッチングさせ、そこに荷物を積んで運ぶビジネスをやってる。
なのでうちも製造部門を持たない看板やにしたのだ。
お客さんが欲しいのは看板というモノじゃないのだと思ってるから。
これだけ多くの種類があり、サイズや色など無限大に組み合わせられる看板。
それをどこにどのような大きさ・形で配置し、背景に溶け込まない色彩や文字を提案する。そこが最も大事な部分だと思っています。
どんなに高級な素材を使っても、きれいに作っても、
読めなかったり、見た人の心に届かなかったり、目立たず風景と同化していたら全く意味がない。
そうならないよう、ベストな組み合わせの看板をコーディネートし、デザインして提案するのが私たちの仕事。
そして、そのお店のイメージや価値を向上させ、注目を置かれ、お客さんが興味を持つようにして、お店を繁盛させるのが仕事。
私たちが看板を作ったことで、「お客さんが増えた!」と言われるのがとてもうれしい。でもそれだけの力が間違いなく看板にはあるのだ!!!
ちなみにうちの会社の看板を見て、うちに仕事をご依頼いただいた合計は500万円を超えてる。もうすぐここに来て4年だから、年間100万以上はお客さんを呼んでるのだ。
ちなみに一番多いのはやっぱホームページです。1日に1件までとはいかないけど、それに近い数の問い合わせをいただいてます!
そんなことで、看板でお店が変わります!
もしご希望なら無料でご相談にのりますよ!