昨日はとある会の視察研修で、地元のお偉いさん方と総勢14名でバスで各地を回らせていただきました。
私はこういう場だと気後れしてしまい、いつも小さくなっています。
周りは地域を代表する企業の経営者や幹部の方達なので。。
そんな中、ある2人の方はそんな私にも気さくに声をかけて下さいました。
それで気持ちが少し楽になり、結果的に大変有意義な会となりました。
それから1日経ち、休みの日にお礼状を書いていた時にふと思い出しました。
「優しさ」
私が以前、半年間に渡って受講していた研修の中で、「優しさ」という言葉がよくでてきました。私がその研修を受けようと思ったのも、その研修を主催する企業のトップの方の優しさに心を撃たれたからでした。
看板業で当時100億円企業のその社長は、我々若手に対しても対等に、優しく丁寧に接してくれました。(しかしその社長は元は鬼のようで、しょっちゅう灰皿が飛んできたと幹部の方は話されてましたが。。)
私はこれまで「優しさ」よりも「厳しさ」を優先させてきました。
割合としては4:6でしょうか?
会社は仲良しクラブではない。甘えることは許されない。たるんだ気持ちで働くのはけしからん。。。その代わりに従業員が働きやすいように様々な制度を導入してきました。
しかし現実は、ストレスを抱えながら働く社員が増えました。
もしかしたら、昨日の視察研修の時の自分みたいな心理かも知れない。
「厳しさ」は今のままでキープして、「優しさ」だけを増やしてみよう。
自分がこれまで先輩経営者からやってもらって、気持ちが楽になったようなことを今一度思い返してみます。