リーダーシップと意思決定「得意技をどう生かすのか」機関誌5号

今日は、盛和塾世界大会で横浜に来ています。

初の世界大会参加です。塾長は欠席されるそうですが、どんな雰囲気なのか楽しみです!

思い起こせば、私が機関誌マラソンを始めたのも、朝礼でフィロソフィの輪読を始めたのも、今年5月の福岡塾長例会がきっかけです。

その時も塾長は欠席されましたが、志の高い塾生から多くの刺激を受け、私も皆さんのような素晴らしい会社にしたい!との思いで、5ヶ月間学んだことを実践してきました。

すこしでも成長できているか、話についていけるのか。
自分を客観的に見つめ、新たな学びを得てきたいと思います!

さて、今回の機関誌の塾長講話は「得意技をどう生かすのか」

京セラはこれまで多くの事業を興してきたが、それは京セラが最も得意で誰にも負けないセラミックの技術の延長線沿いにあり、決して「飛び石をうった」のではないとのこと。

実は、横浜の中華街でふと占い屋に入ったのだが、ここで有名なよく当たるという占い師の方から「あなたはもう一つ事業をやった方がいい」と言われた。

それも、土地に関する不動産的な事業が合っているらしい。

私は生まれた時から看板屋の息子で看板のことしか分からないのだが、それだけにこの言葉はとても新鮮で心に深く刻まれた。

私の得意とする看板と、不動産を結びつけるものは、実は昔から構想を持っていた!

あとは、それをやるだけ。

早速、今後の事業計画に落とし込んでいこうと思う。

「儲かる儲かる、といった話はいっぱいあるぞ。でも、そういう話よりも、使命感、義務感に燃えてビジネスをやることが成功の秘訣であって、儲かるかなというビジネスはあまりよくない」

このことは忘れないように。。。

そして、本文の中で塾長の厳しさに触れることができた。

ブラジルの工場の従業員に高待遇を与え、一生懸命に働いている子会社の工場長に対して、塾長が

「5年後、10年後まで嬉々として働ける状態をつくらんかい」

「従業員を大事にするのはもちろん大事だが、そのことと、会社を存続させるために利益を出すことを両立させなきゃあかん。それができなきゃ、リーダーなんかつとまらない。」

と強く叱っていたそうだ。

従業員を良い待遇にするということは、高コスト体質になってしまっていること。それならもっと必死で売上を上げて、両立をさせていかないといけない。

「従業員の物心両面の幸福の追求」という理念を掲げているが、表面だけとらえて「従業員に良い待遇と働きやすい環境を」とだけではまだ私の理解が足りないようだ。

「理念を高める日々だった。」との塾長の言葉があるが、

もっと自社の理念を高め、「厳しく」追求していかなければならないと思った。

また、2代目経営者の悩みで、

「社員に遠慮もあり思い切ったことが言えない」と言ったところ、塾長は「それはその人のことを真剣に考えていないからだ」と返された。

「小善は大悪に似たり」

私もそこまで従業員のことを真剣に考えていなかったように感じた。

まだまだ厳しさが足りない。自分にも従業員にも。

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