機関紙111号

先日の福岡例会で「機関紙マラソン」という存在を知った。
あるマラソングループに所属している方と同席し、「前で発表される経営者はすごい方ばかりで、入塾してから業績が伸びたと発表されているが、実は元々すごい人で入塾しなくても成功されていたのでは?」という質問をしてみた。
するとその方は「私が所属しているマラソングループでは、5人中4人が経常利益4000万以上です。まあまあ良い率ではないでしょうか?」とおっしゃった。
それを聞き、私ももっと良い会社にして従業員を幸せにするために頑張ろうとの思いで、機関紙マラソンに挑戦することにした。しかし山陰塾では連れがいるかよく分からなかったため、まずは自分が持っている機関紙20冊制覇を目標に、毎週日曜日にこのブログを更新することに決めた。
今回は111号。平成24年に行われた山陰での塾長例会で披露した(私も参加したが、その後独立するときに退塾した。)合唱について、塾長が絶賛している記事だった。私も本番で初めて見たのだが、確かに素晴らしいと感じていたが、どこか他人事だった。こんなに絶賛していただけるのなら、私も本気で取り組んでおけばよかったと6年後の今思った。
内容について、経営者の心が大切ということであり、三つの大切な言葉が書かれていた。
1、「謙虚にして驕らず」ー才能を私物化してはいけないー
2、思念は業を作るー美しく優しい「善き思い」を心の中に抱くー
3、宇宙に働く二つの力を得る。ー成長発展と調和の力ー
私は特に1番目の「謙虚にして驕らず」の言葉が自分自身に響いた。
事業が多少調子よく行くと、経営者はそれを自分の手柄と勘違いし、傲慢になっていく。
そうではなく、自分の力や才能は天から授かったものだから、それは世の中をよくしていくために使わなければならない。
言い方を変えれば、私という存在の中に、たまたま経営者となって従業員を幸せにするという役割を天から仰せつかっただけで、そのために必要な能力を授けられている。だから、それを私物化しちゃいけないということだ。
弊社は前年度はたまたま過去最高の売上となり、そこそこの利益を出すことができた。
それで少しいい気になってた自分がいたが、福岡例会での周りの経営者の業績のケタの違いと、それなのに謙虚な姿勢、高い志に、自分の器の小ささを反省していたところだった。
初心に帰り、謙虚にして驕ることなく、善い思いを抱いて明日から経営をおこなっていきます!
今日は母の日。
嫁と母親になんか買って帰ろう♩

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