会社の第6期が終わった。
まだはっきりとした数字は出てないけど、売上だけは過去2番目に多かった。
しかし、その売上は私が会社を設立して間もなく、営業もデザインも事務も施工も、補助金申請まで全て1人でやってた時の数字とほぼ変わらない。
今は私と社員が3人、それにパートが1人いるので、一人当たり採算でみたら4分の1以下になっている。
かと言って、みんな暇にしてるわけではなく、私から見ても本当に一生懸命に頑張ってくれてる。
私もまだまだやることがいっぱいあり、時間に余裕ができたというわけでもない。
じゃあ何でこんな結果になったのか?を考えてみた。
恐らく、自分がやり方を変えていないからだと思う。
自ら動くプレイングマネージャーのやり方と、組織をまとめる経営者のやり方というのは恐らく違うのだろう。
先日、ある現場で、あえて自分は監督業をやってみようと指示役に徹してみた。
すると慣れてないもんだから人をうまく動かすことができず、ものすごく効率が悪くなり、結果予定よりも完了がかなり遅くなってしまった。
自分がやった方が早いのに!。。。という気持ちを抑えながら。
まだ自分は監督としては未熟だなと思った瞬間だった。
それによく思い出してみると、4年前に一人で今と同じくらい稼いでた時は、私は現場に入らないと決めていた。
代表者がこういう現場の保険に入るのにはハードルがあり、その保険をかけない代わりに自分は現場には入らないぞと決めていたのだ。
それがいつしか経営者の保険に入り、今では現場は普通に入るようになっている。
もしかして、「やらないことを決める」ことが大事なんじゃないか?
何でもかんでもやってしまうから、忙しい割に成果が上がらないのでは?
今一番必要なのは、自分の働き方改革だった。