現在、大手のディスプレイ会社に、県外の展示会ブースの設営をやってもらえないかお願いをしている。
協力をしていただける可能性はあるものの、他の筋の話によると、一流ブランドの会社は価格も一流で「ルイブィトンなみ」だそうだ。
果たして今回の条件で受けていただけるのか逆に不安だ。。。
そしてそんなブランド価格で受注している同業者(向こうは一部上場会社だが)も現実にいるのだということも新鮮に感じられた。
うちがその価格でできたら相当もうかるだろうなぁ。
我々は普段、価格競争の中に揉まれており、価格に自信が持てないことが多々ある。
他社より価格が高くて失注したらどうしよう。。。
この価格でお客さんの採算は取れるのだろうか。。。
あそこは高い会社だと評判にならないだろうか。。。
周辺の相場もなんとなく把握しており、今までの経験や固定観念もあって、あまりに今までとかけ離れた価格にすることができない。
そんな事を考えていたら、ふと以前聞いた「自分の価格に自信を持て」という言葉を思い出した。
自分の提供するサービスや製品に価値があると思えば、安易に妥協して安くするのではなく、その価格を突き通せと言うのだ。
その話をされた方が独立当初、大手企業に見積を持っていった際、担当者に「桁が一つ多いんじゃないですか」と聞かれたそうだ。
そこでとても悔しい想いをしたそうだ。それでも自分の信念を曲げずにやり続け、今では大勢の前で話をするまでになられた。
サービスや製品の価値を磨き上げていくことはもちろんだが、まずは自社のサービスや製品に絶対の自信を持ち、それを世間に伝え続け、実績を積み重ねていくことがブランド化の第一歩かも知れない。