トップが腹を決める

神戸にて、日本ディスプレイ行団体様連合会の西日本地区委員会に参加してきました。
日本を代表するディスプレイ企業、乃村工藝社の渡辺会長はじめ、丹青社の会長、その他一部上場企業の役員や大手企業の代表者が集まり、毎度のように緊張してた。

いつもは和やかな雰囲気の中で会議を行うのだが、今回は違った。渡辺会長から厳しい言葉が我々に発せられた。
初めて見せるその迫力に背筋がピンと伸びる思いであった。しかし、その語り方は私の心にグサリと突き刺さる素晴らしいものだった。
これをやり遂げるんだという決意、覚悟。なぜこれをやるのか、やってどのようにしたいのか。それに反対するものは見切りをつけても構わない。そして、10年20年後に、この会をどのようにしていきたいのかという思い。
それは私利私欲のためではなく、この会を、そして業界全体を本気で良くしていくため、「腹を決めて」進んでいくというものだった。
私はそれだけの覚悟を持って従業員に語りかけたことはあったか?それ以前に、将来のビジョンをかかげ、それに向かって本気で取り組む決意を見せて来たか?
まだまだ薄くて弱い私の思いをもっと強固なものとし、腹に決め、それを本気で語り続けていくことが必要なのだ。
会議のためだけにお金と時間を使うのは大変だけど、参加したからこそこういう気づきが生まれた。やっぱ出かけることは無駄じゃないんだ。

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