志の経営を求めて「物事を始めるということ」〜機関誌第1号〜

盛和塾で少し前に始まったサービス「稲盛デジタル図書館」
https://www.seiwajyuku-idl.jp/

手元にある機関誌がなくなってしまってどうしようかと思っていたが、これで過去の機関誌がいつでもどこでもスマホで読めるようになった。

現在はお試しで無料で読めるのだが、10月からは有料になるようです。

というわけで、今回は記念すべき創刊号の第1号!

毎回、塾長講話についての感想を書いているのだが、第1号は5ページで終わり(早)

最初はこんなに短かったんですね。。。

内容は、新たな事を始める際の心構えについて。

「そこに集う人たちの心の中に「よしやろう」という燃え上がるものを植え付けるのが大事」とあった。

私は以前、商工会議所の青年部に所属していた。

そこで大きなイベントをやることになり、説明会に参加したのだが、そこでは「何をやるか」のみの話だけで、なんで俺がそれをやらなければならないのか?と感じたのを覚えている。その頃は多分27歳くらいだったかな。

「何をやるか」ではなく、「なぜやるか」を聞きたかった。そして、トップがどういう思いでやっているかを聞きたかったのだ。

「そこに馳せ参じた連中が心底信じられる、納得えきる動機付けがいる。」のだ。

それさえあれば、きっと我々は自ら考え、大きな力を出していただろう。

しかしそういった動機付けがないと、「自分たちは無料で動く都合の良いイベントの人工(にんく)じゃねえぞ」といやいや仕事をすることになる。

これは自社でもあてはまっているかもしれないと感じた。

そして、「事を始めるにはそのぐらい慎重に読むというか、考え抜く。それでリアルに、カラーで「見えて」くる。まだやってもいないのに成功するという確信が湧く、そこまでいって物事を始めるということが大事で、そうすれば失敗の確率は少なくなり、99パーセント成功する。」とあった。

このイメージづけも非常に重要なところで、自分に足りない部分である。

今も新しいことに取り組んでいるが、やりたい!という気持ちはあるものの、それを具体的にイメージできていない部分がある。

それで、実際に進めていると、イメージできてないものだから、どのようにすればよいか悩んでしまい、途中でストップしてしまうことがよくある。

ただ、イメージが完全にできてからよりも、走りながら考えるというやり方が今の変化の早い世の中には合っているようにも思う。

その時に、あいまいなイメージで突き進むのではなく、走りながらもその場その場で「明確なイメージをカラーで見えるくらいに打ち出していく」ことが必要だと感じた。

新しいことはなかなか思い通りに進まないが、「動機付け」と「イメージ」を常に意識して、今後も引き続き取り組んでいきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です