機関紙115号

今回は、経営破綻したJALがいかにして復活したかについて触れられていた。

1、経営幹部から現場まで、フィロソフィーの浸透に努めた。
2、アメーバ経営による路線別、組織別の採算を翌日には分かるようにした。

これらが復活に大きな力となったのは事実だが、それだけではないのではと考えられた。科学的に説明はできないが、目に見えない大きな力が働き、急速に良い結果に導かれたのではないか。つまり、
3、善きことを思い、善きことをすれば、必ず善きことが訪れる。
塾長は「利他の心」を持ち、人間として正しいことを思い、実践してこられた。
簡単に言えば、それを神様が見ていてくださり、後押しをしていただいたのではないか。そうでもないと、こんなに順調にいくはずはないと考えられた。
また、盛和塾塾生がJAL応援団を作り、JALの利用を推進したり、応援のメッセージを送るなどしたことも大きな力であったと語っておられた。
ただし誤解してはいけないのが、美しい心だけあればよいのではなく、闘争心も必要。
目標を必ず達成させる闘争心、誰にも負けない努力を続ける闘争心、戦いに勝つという闘争心。
私にはこの闘争心が完全に不足している。
正しい心だけを追求(それもまだ中途半端だが)するだけで、いつでも穏やかでいることが正しいのだと勘違いしていた。
そうではなく、必ず目標を達成するのだと、時には部下に厳しく接してでも、闘争心を持って仕事に取り組んでいかなければ、会社を成長させていくことは難しい。
それが分かり、少しスッキリした。

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